2016-10-20

株式会社ドゥ・ワン・ソーイング 土井縫工所 最新鋭のシャツ工場でつくり込むオーダーシャツ

Made With Pride In Japan ジャパンクオリティ 

今の日本の縫製技術は、過去のイタリアや英国の欧米諸国のものと比較すると
洋服が日本に定着して約1世紀あるので、伝統・カルチャーには適いませんが
素晴らしいものが多くなりました。


分野は異なりますが例えば、日本の寿司に代表する緻密な繊細さ・・・
ネタに合わせた握り方の違いなど
いわば、伝統工芸なのではと思います。
握るときの姿勢から握りの速さ
常に一定の大きさに握る事
出来上がった寿司の美しさ
店作りや雰囲気等

いくらネタが良くても
握りひとつで美味さが変わりますね
お客さんに気配りしながら
おもてなしされる寿司

日本人にしか持っていない緻密さと感性だと個人的には感じる。。



僕は独立前のジェント時代からになるのですが
年に2、3回、イタリアで行われる海外の展示会やファクトリーに行き
イタリアや英国のモノのバイイングをしていました。

20年近く、英国ものではエドワードグリーン始めクロケット&ジョーンズや
アルフレッド・サージェント、イタリアではフラテッリ・ロセッティ、サントーニ
カンパニーレ、時にはボローニャにあるボナフェのファクトリーへも直接行って
ダイレクトでバイイングするほどで、京都だけでなく全国的に見ても
稀な高級舶来品を扱うショップだったのですが
自身としては有名・無名問わず、手作り感やぬくもりの感じる
Made in Japan ジャパンクオリティに関心があり
山形県南陽市にある宮城興業との取引も始めました。
当時、会社の周りの人達からはバッシングや反対されながらも・・・



そして、独立当初から靴やスーツも
地産地消のMade in Japanにこだわり
水面下で海外だけでなく国内を飛び回るようになりました

まだまだ埋もれています。。

今後も継続してイタリアでやってきたことを
国内でも落とし込み
少しでもリーズナブルに適正価格で
より良いセンスある商品を
お客様にご提案させて頂きたいです


これまでシャツのオーダーをしていただいていた
お客様の中には洗濯表示のタグをみられていて
株式会社ドゥ・ワン・ソーイングってどんな会社なのか
興味を持たれている方が多くいらっしゃったので
少しばかりご紹介させてもらおうと思います


株式会社ドゥ・ワン・ソーイング 土井縫工所
最新鋭のシャツ工場でつくり込むオーダーシャツ 


最新鋭のシャツ工場でつくり込むオーダーシャツ

当店のオーダーシャツをささえる
岡山は児島にある縫製工場にお招きいただきました




台風の影響で列車が運行しているのか
不安もありましたが、暖かな南風が吹く
のんびりした街並みに心癒されました〜

















工場のスペースにあるピロティーで
コーヒーブレイク










































国内の工場では最新鋭の設備ですが
しっかり手裁断もされています

クオリティチェックに関してはぬかりなしです






















様々な工程を拝見させて頂きましたが
諸事情によりほんの数枚だけ

全国から20社ほど来られていましたが
みなさん食いついて縫製の工程や生産背景のシステムを見学

工場見学の後は
様々なレクチャーやパターンオーダーとフルオーダー
サイズ感についての質疑応答もありました。

僕的には、フルオーダーになると手間が掛かるので工賃も高くなりますし
優秀なクリエイターによって考えられて設計されている
パターンで充分対応出来るのではないかと考えます

そして、シャツの生地はそこそこ上質にみえる綿100%の
番手とされる80双糸〜100双糸で充分かなと

肌に触れて汗をかくので靴や革製品のメンテナンスと違い
毎回洗濯もしなければいけない
消耗品的な要素の高いドレスシャツなので
体にフィットしつつ、ストレスを感じない程度
攻めまくってビタビタより
ゆとりがあるシャツが理想的なサイズ感だと。。

家庭用洗濯で大体2.4%縮む事を考慮してもゆとりは大切です。。
目安として、裄丈80cmで最大2.4cmの縮み

これは、各ショップのオーナーさんの趣味嗜好によってそれぞれ違いますが
僕は昔居たゼニア時代から変わってないですね。
もちろん、スーツのメジャーリングについても同様です。


※余談ですが、タンブラー乾燥をご利用になられる場合やクリーニングに出される場合は、プレスの温度や処理の方法が違うので注意が必要です。商業クリーニングによる寸法と色変化だけでなく、リンクルフリーに代表される形状記憶のシャツのオーダーの場合は、特殊加工されているのでクリーニングや高圧なプレスは要注意ですよ。





戦後60年以上続く優良企業なのですが
平均年齢29歳と若い感覚とエネルギーある会社です。
国内のみならず、毎年、イタリアや英国へのマーケティング調査と
うちでもお馴染みのイタリアのカンクリーニやトーマスメーソン等の
超一流どころのインポートの生地のバイイングをされています。

企業努力により、シャツのオーダーショップで
仕立てれば、3万半ば位するシャツ生地でも
1万半ば程でしかも、インポートの生地にて
お作りすることが可能です。


聞くに、日産300枚以上ものシャツをつくられています。

かなり整理整頓されているファクトリーで業務効率も重視



たまたま、宴会で社労士さんとお話しする機会もあり
「良いものづくり」は、「良い職場環境から」をスローガンに
お客様ににもっとご満足いただける「ものづくりの基盤」を
構築されているとのこと。


社内の人事関係もしっかりされている様子が伺えました。

働く人のモチベーションを落とさないように
環境を整えていくことにも投資をしてゆき
利益を独り占めしたり
目先の利益に走ってない企業姿勢は
素晴らしいと思います。
一過性のものは長続きしないですよね。


マーケティング的には、ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)なし
ということですね。。

欧米の企業のそれと比べても
日本のメンタルヘルス的な分野も含めて
あまりにモノやカネを追及しすぎて
20年遅れていると言われています

経験上、アパレル業界は特に酷い環境の企業が多く
到底、良いものが生み出されるとは思えないです。
このような企業がどんどん活躍して欲しいと願います。
それが、Made With Pride In Japan ジャパンクオリティ
に繋がるのではないかと 




最新鋭のファクトリーで
良いものを提供するのに環境を整えていらっしゃいます。

僕もファクトリーを見学させて頂き
お客様に安心してオーダーしてもらえると感じました。

服好きで就職活動されている方でご興味ある方は是非(笑)


おまけです(笑)
服好きにはたまらないかも
▼シャツたたみの動画 土井縫工所にて